マレーシアへの出張旅行:南の風 1
- OFP CLINIC
- 8月15日
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今回から2回に亘って、7月に行ったマレーシアへの出張旅行についてお話します。 私は、昨年の8月までマレーシアの首都であるクアラルンプール(KL)郊外のマラ工科大学(UiTM)という国立大学の歯学部に10年以上勤務していました。今回およそ1年ぶりに再訪し、大学院生向けのワークショップを行いました。
大学院も過去には各科に数人という状況でしたが、いまでは70名近い院生が在籍しており、ある面、学年末で多忙な講師陣の日常業務の手助けという役割もありました。大学院生は普段はいたって陽気な典型的なマレーシアの若者たちですが、今回は臨床的な実習などもあったせいか、終始真剣に受講してくれました。
日本では酷暑という言葉が毎日聞かれますが、東南アジアは暑い!という過去の考えは最近の気候には当てはまらず、乾季であるKLの方が東京よりもむしろ過ごしやすかったです。また、多様な人種と文化が存在するこの国では、相変わらず世界の変化が日本にいる時よりも身近に感じられました。東南アジアは物価が安い!というイメージも、最近の円安傾向から再考が必要かもしれません。(次号に続く)



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